ブログ|【シーズどうぶつ病院 横須賀・三浦】ペットとご家族の為の動物病院【予約診療】

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ワクチン副反応について

2021年7月12日

連日、新型コロナウイルスのワクチン接種の報道がされていますが、その中でアナフィラキシーショックなどの副反応の報道も少なくありません。

ペットの予防接種でも副反応の発現の可能性がございます。具体的には、

人と同様、一番重篤な物としては、接種後30分以内に、立てない・ふらつき・嘔吐・ぐったりする・呼吸困難など思い症状が発現するアナフィラキシーショック。

数時間~24時間に嘔吐や下痢・顔の腫れ・全身の痒みなどの症状を呈する遅延型アレルギー反応。

等がございます。

当院でも開院当初より、子犬のワクチン接の種際は、副反応のご説明をしてから接種させていただいておりました。が、しかし、大人になってから初めて当院で接種を受けたペットの飼い主さんが、副反応について知らなかった(説明を受けていなかった)り、当院での子犬の時の説明を忘れてしまっている事が多いので、昨年からワクチン接種の都度、説明しその書面をお渡ししていました。さらに今年コロナウイルスの報道で皆さんの耳にも「ワクチンの副反応」が届いているかと思い、春の狂犬病予防接種の際、改めて説明させて頂きました。患者さんの中には「同じ話を何回も聞かされた。」と言う方もいるかもしれません。ごめんなさい。

でもこれは事実であり、当院で接種するから副反応が起きるのではありません。大病院の先生が接種しても、当院のような小さい病院の獣医が接種しても、経験豊富な先生が接種しても、新卒の先生が接種しても、起きる時は起きるのです。

飼い主さんには、ワクチン副反応の可能性を知っていて欲しいのです。

もし、病院で会計を済ませて、キャリーに入れて中の様子も気にとめず帰宅してしまいキャリーの中でぐったりしていたら・・・

注射して家にペットを留守番させてすぐに出掛けてしまったら、それが病院も空いていてすぐ会計して、自宅について30分後ペットがひとりでいるときに副反応が起きてしまったら・・・

飼い主さんが知っていれば、帰りも様子を気にしてくれるし、帰宅後もひとりぼっちにしないでくれると思うのです。

当院でも、接種後はすぐにお会計をせずに、証明書を作ったり他の予防薬の説明をしたり暫く院内に留ま頂く頂くようにしています。接種する時間も午前午後共に診療時間の早めの時間で、その後飼い主様が一緒にいてあげられる時間での御予約をお勧めしています。

午前中早めなのは、当院では12時から手術の時間なので、アナフィラキシー発現が手術時間で即座に対応できない時間帯に重ならないためです。

午後早めなのは、やはり当院の診察時間終了後にアナフィラキシー発現が重ならないためです。救急対応もしていますが、診療時間内とは異なり即座に対応するのは難しいですし、何より、夜具合が悪くなるのは飼い主様も不安でしょう。

遅延型アレルギー反応は24時間以内ですので、昼接種しても夜間などに起きてしまうこともありますが、その場合は当院の急患受付をご利用下さい。

ただし、念のため、当院休診日前日はワクチン接種を極力避けて頂くようにお勧めしています。

「そんなに恐ろしい副反応が起きるなら、ワクチン打ちたくないな。」と思われるのも当然です。

でも、ジステンパーやパルボなど、致死性の重篤な感染症のワクチンでもありますから、接種することも必要で重要です。

当院では、その時点でのワクチン接種が必要か?一年後で良いのか、ワクチンチェックという血液検査で知ることができますので、御相談頂けたらと思います。

飼い主さんには是非、ペットの予防接種でも副反応が発現することがあることを知っていて欲しいです。

我々獣医師は副反応を知らないことはあり得ませんので、副反応への準備をして接種しているか?が重要です。

シーズどうぶつ病院 院長 島﨑健一

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